Google+ 文化のるつぼ へちま: 紅梅自由大学映画の会企画「祝の島」の上映会

2015/07/10

紅梅自由大学映画の会企画「祝の島」の上映会

7月11日(土) 紅梅自由大学映画の会企画「祝の島」 上映会のお知らせ


6月に上映した「ある精肉店のはなし」の
はなぶさあや監督の「祝の島」を上映します。


今回は場所をかえてへちま1F「へちまの奥の間」が開場となります。
皆様のご来場お待ちしております!!


上映時間:10時半開場 11時上映(105分)
       
       ⒕時会場 14時半上映(105分)
      
入場料:1500円(ドリンクバー付)※小学生までは無料
     


「祝の島」

山口県上関町祝島。
瀬戸内海に浮かぶこの島は、台風が直撃することも多く、
岩だらけの土地には確保できる真水も限られ、
人が暮らしやすい環境とは決していえない。
その中で人々は、海からもたらされる豊穣な恵みに支えられ、
岩山を開墾し、暮らしを営んできた。そして互いに助け合い、
分かちあう共同体としての結びつきが育まれた。
人間の営みが自然の循環の一部であることが、祝島でははっきりと見える。
 
「海は私たちのいのち」と島の人は言う。
1982年、島の対岸4kmに原子力発電所の建設計画が持ち上がった。
「海と山さえあれば生きていける。だからわしらの代で海は売れん」
という祝島の人々は、
以来28年間反対を続けている。
 
効率と利益を追い求める社会が生み出した原発。
大きな時間の流れと共にある島の生活。
原発予定地と祝島の集落は、海を挟んで向かい合っている。
 
1000年先の未来が今の暮らしの続きにあると思うとき、
私たちは何を選ぶのか。
いのちをつなぐ暮らし。
祝島にはそのヒントがたくさん詰まっている。 

   

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